英国小児がん研究(UKCCS)

タイトル 商用周波磁界への曝露と小児がんのリスク
掲載雑誌 The Lancet (vol.354)
研究者 英国小児がん研究グループ
(議長:Sir Richard Doll)
テーマ 磁界と小児の白血病、脳腫瘍等の関係
発表 1999年
カナダ
研究種類 症例-対照研究
症例数 1,037名
対照数 1,037名

結果

測定磁界、個人連続測定磁界を基にした年平均磁界

≧2mG オッズ比=0.90(95%信頼区間 0.49~1.63)

  • 曝露が2mG以上の子供に過剰な証拠は見られず、量-反応関係の証拠もなかった。
  • 5歳以下の子供および6歳以上の子供の小児白血病全体、および悪性疾患全体に関するデータを調査した結果、リスクは年齢によって変わらなかった。

結論

電力供給に関連する磁界への曝露が、小児白血病、中枢神経系のがん、その他の小児がんを増加させるという証拠は示されなかった。

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