電力中央研究所における研究
磁界の健康影響に関する研究概要
1988年~1992年

日米科学協定の一環で、電力中央研究所と米国エネルギー省との共同研究「ヒヒの電磁界による行動影響、ホルモン代謝に関する研究」では、「霊長類動物であるヒヒの社会的行動および生理的な変化への影響は認められなかった」と報告。
1993年~2000年
磁界による細胞や動物実験では、細胞機能、生殖、神経内分泌系への影響の有無を解明するための基礎研究を継続実施。
- 資源エネルギー庁受託研究の中間報告(資源エネルギー庁:H9.4)
「妊娠したラットを使った実験の結果(最大磁界2,500mG)、商用周波磁界が動物の生殖に影響を及ぼすというデータは得られなかった」 - 所内研究結果の公表(電力中央研究所:H9.9)
「商用周波磁界(最大3,500mG)に曝露した妊娠期間中のハムスターの胎児には、異常が発生しないことを確認した」

細胞曝露実験装置

動物曝露実験装置
調査研究 一覧
電磁波